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確かにイケメンだった。

背はスラッと高く、服のセンスもいい。
なにより、モデル顔負けの美顔。



その男の人は誰かと電話をしていて、
困ったように笑っていた。



「地元(ここ)にもあんな人がいたんだ　　　ねー。めちゃくちゃイケメンじゃ　　　ん。声かけてみる？」



隣で柚衣が感心したように言った。



『ねー、ビックリした。でもあれは彼女　さんと電話中でしょ、それにたぶん年　上。ムリムリ(笑)』








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