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あの時からずっと、きっとこれからも……。

第1章 ~出会い~




結局、その日は声をかける勇気もなく
そのまま家へ帰ったけれど
私の心はすごくドキドキしていた。


ご飯を食べているときも
お風呂に入ってるときも
彼のことを考えてしまっていた。


でもそのときはまだ、

『彼に恋している』
 
なんて思いもしてなかったんだ。
ただ、
また見れたらいいな、話してみたい
そういう単なる好奇心だと思っていた。



だって、今まであんなにかっこいい人は
見たことがなかったから─────






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