テキストサイズ

はれのちくもり

第3章 2歩目  わたしにとって





でも時折見せる龍騎の切なくて哀しい顔

それは一体どこの誰に向けられていてどこに向かっているのだろう


そんな姿を見るとおもう
“守りたい”


わたしが守ることはできないのかな…





でも龍騎のした哀しい顔の本当の意味をこのときのわたしは知らなかった
いや、知るはずがなかった





それに気づくのはまだ後のこと…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ