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はれのちくもり

第5章 3歩目  わたしのにちじょうは





「いや、待って、もう高2だよ?迷子になるわけナイデショ?」

「最後棒読みですけど。」

「まぁそういう日もあるよね、時たま?」

「会話になってねーよ」

「うん。まぁそういうことよ、龍騎くん」

「…」

「おーい、聞こえてますか~?」

「…」

「あ~!こんなとこにあんみつがぁ~!」

「どこどこ?」

「ありませーん!笑」

「日和…、今日おごりな」

「ちょ、ごめんね龍騎!おごりは勘弁!」

「だーめ。今日は俺におごり」

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