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先生が教えて。

第15章 気持ち



渡されたのは紙の束。



これを順番通りに並べてホチキスで止めるらしい。




一学年分あるので、結構な量だ。



「よし、ちゃちゃっと終わらせるか!」



「そうですね」



まるでそうするのが当たり前かの様に、神田は言った。



普通の教師と生徒 だ。




なんか寂しい。




別に特別扱いして欲しい訳ではないけど…





あの時の事がまるで夢だったのかのような。



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