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先生が教えて。

第20章 奪い合い




「はぁ…」




重い気持ちで制服に袖を通す。




裕太と昨日あんな事があったから




今日、どんな顔をして朝会ったら良いかわからない。




裕太とは毎朝一緒に学校に行っている。




今日だけ行かないっていうのもやだし




でもやっぱり気まずい。




それよりも、このまま裕太との関係がどうなってしまうのか心配だった。




小さい頃から一緒で



色々あったけど



また一緒に笑いあう事が出来ている。




このまま他人になっていくなんてやだよ…。


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