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先生が教えて。

第27章  再会






「今更…、遅いよ…」







「…」








「六年も…、待ってた…」










「…」










「なのにっ…!
もう会えないと思ってたっ…!
なんで今更っ…!」













「ごめんな。
待たせて、ごめん」













「ッ…!」









溢れる涙が止まらなくて。











私は、六年振りに総司に触れた。








総司は子供みたいに泣きじゃくる私を、そっと優しく抱きしめた。





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