先生が教えて。
第5章 本性
「お前、本当面白い女。
あれだけ俺が誘ってたのにスルーするし、全く俺に興味を持たない。」
誰この人
私が知っている神田先生じゃない…。
「あ、ちなみにあの時の女子生徒はただの遊びだし、犯してたわけではないから。俺たちだけの秘密、な?」
口元に人差し指を当てる神田先生。
少しドキッとした。
というか今はそんな事考えてる場合じゃない!
「…、
私の知っている神田先生とは別の男性が居るように思えるのですが…。」
「あぁ、いつものキャラは猫かぶってるだけだから。
こっちが素な?抱いた女にしかこのキャラ出さないからなー」
「………」
ただ呆気に取られていた。
私の予想通り、神田先生には裏があったのだ。
これが神田先生の本性…。