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先生が教えて。

第10章 守護

「愛梨?」



「えっ?
あ、あぁ!あのね、神田先生って野球部の顧問なんだよ!」



ぼーっとしていた私は、気持ちを切り替えるため話題をふった。




しかしこの話はまずかったようだ。




「神田…だと?」




あぁ、そうだった。

裕太は神田が大嫌いになったんだ。




まだ会った事も見た事もないのに。

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