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先生が教えて。

第11章 放課後



神田が語りかけるたび、私の体は熱を帯びて理性を無くしていく。




「なぁ…。
俺の事…好き?」





ドキッ




色っぽい目線で、口の端を少し釣り上げながら言う。





駄目…、そんな顔で見つめたら…





「…
嫌いじゃッ…、ない…」






「俺はな…」









"好きだよ"









耳元で優しく、静かに囁いた。

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