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ポチのぺろぺろ体験記

第17章 お姉さん系ヘルス いろいろ2

 ポ:そんな事情もあって、
  それに、あんまり年取ってからこういう店に来て、
  女の子の顔にがっかり感が見えたら、心が折れるなって思って、
  今のうちに来とこうって思って。

ゆ:え、良く意味分かんない。

 ポ:お客さんがオジサンだったらがっかりしない?

 ゆ:全然。っていうか、おじいちゃんばっかだよ。

 ポ:おじいちゃんが来ても優しくしてあげるんだ?

 ゆ:もちろん!

 ポ:偉いね!

と言うと、ゆう子ちゃんは、ニコニコっと、とてもいい笑顔を見せた。

そうか、年寄りになってもこんな遊びしに来ていいんだ。
そしてこんな若くて可愛い子が優しく相手してくれるんだ。

なんだか老後に向けて、一筋のバラ色の光がさしてきたような気がした。

普通の老後に充分な分より、もうちょっと多めに蓄えがあるよう、今から頑張っとかないと!

しかも、年取ってからの、年齢差40とかの若い子って、さぞや格別なんじゃないか?

多少のパネマジなんぞ、なんともないだろうなあ。

その頃まで枯れてしまわないよう、健康や体力維持にも努めなきゃな!


ゆう子ちゃんの話によると、お年寄りの中にはもう出るものもちょろっと出るかでないかみたいな人も多いみたい。

それでも若い肌の温もりとかスキンシップとか、そういうのを求め、お年寄りの方々はやってくるそうな。


帰りがけ、ホテルの出口では、こちらからさよならのキス。

是非また指名したいと思う子だった。

けど、なんやかやしてるうち、気づいたら店の在籍からいなくなっちゃって、これまたそれっきり。

ハワイ行くための夏だけのバイトだったのだろうか?

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