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私のはぐるま

第1章 出会い

無言に耐えられなくなった私はバスタブからでると、身体を洗い始めた。

彼に背を向けてだ。

「髪の毛洗ってあげようか?」
「ここのシャンプー使いたくないもん。大丈夫」
「じゃあ。俺の洗ってよ」
「えー。後ろ向いててよね」
「了解」

彼を椅子に座らせると、シャンプーを取り彼にしてあげる。

「あぁ、優南ちゃん上手―意外な才能w」
「弟、妹の頭洗ってきたからねー♪かゆいところありますかー?」
「ネープと耳の脇お願いしますー」
「かしこまりました」
「勇さん、下向いてもらえますか?」
「それは嫌です。」
「なんでよー」
「お客様の言うことは?」
「絶対っ!て王様?w」
「早く洗ってよー」
「じゃぁ、目つぶってて、絶対に」
「了解♪」

あたしは彼の前に立ち膝でたちネープを洗う。


ビクっ!!!!
「!?!?!」

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