私のはぐるま
第2章 デート
どのくらい気を失っていたのだろうか。
気が付けば私はお風呂につかっていた。
「起きた?」
「うん・・・いつの間に?」
「死んじゃったかと思ったよ」
「人間そんなに簡単に死んだりしないよねw」
「媚薬凄かったね」
「もう使っちゃダメだよ!」
「気持ち良かったのに?」
「そうゆう問題じゃないもん、自分じゃないみたいで怖かった」
「可愛かったよ」
「・・・・」
「ますます好きになったんだ、いいでしょ?」
優南は急に抱きつき、勇の白い首筋にイタズラを残した。
「うわっ、これダメなやつじゃん!!!」
「死にそうだった私とキスマークの勇さんじゃぜんぜんオアイコじゃないけど、優しいからこれで許してあげるね」
「気持ちよさそうだったくせに・・・」
「なぁに?もっとしてほしいのかな?」
「イエ、結構です」
「うむ、よろしい」