My dearest
第50章 壊れた夜、並べた嘘
暗闇で付き纏う
慣れない足音が
静けさを引き裂いて
耳元でささやく
少年は憶えている
いびつな感触と
美しく咲いてた絶望の花
何が起きたか
わからなかった
教えてほしい
横にいるのは誰?
終わりの来ない夜
僕は壊れたのかな
ひとつひとつ剥がれていく
何も残りはしない
白い浴室で綺麗に並べた嘘
嗚呼・・・
二人は一時の幸せを手にして
堕ちていく
少年は憶えている
いびつな感触と
美しく咲いていた絶望の花
何が起きたか
わからなかった
教えてほしい
横にいるのは
愛してたから
どうしようもなかった
衝動にかられた僕は
振りかざした夜
昂ぶる感情と冷たい約束が
やがて最高のバラードに
他の腕で眠る君を見て壊れた
割れそうな朝に転がっているのは
君が愛した人と重た過ぎる螺旋
枯れそうな瞳の奥に映るのは
床に飛び散った
鮮やかな一輪
終わりの来ない夜
僕は壊れたのかな
ひとつひとつ剥がれていく
何も残りはしない
白い浴室で綺麗に並べた嘘
嗚呼・・・
二人は一時の幸せを手にして
堕ちていく
割れそうな朝に転がっていたのは
君が愛した人と重た過ぎる螺旋
枯れそうな瞳の奥に映るのは
床に飛び散った
鮮やかな一輪の花