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可愛いアイツ(^з^)-☆

第4章 Ⅳ それぞれの場所

ふと涼二を見る

ソファーにダラッと体を沈め雑誌片手に楽しそうに鼻歌…


グイッと涼二の肩に手を置いてフローリングに座り込む、
チラッと後ろを振り返れば涼二の顔
直ぐ近く



『なーこの曲イイんだよな♪』


「オイ、耳元でいきなりデカイ声出すなよな!」……っても

両耳にイヤホン…聞こえて無い見たいだ

…ニコニコ笑顔を向けてくる


ハァ~とため息ついて、雑誌に手を伸ばし掛けたら
片耳にイヤホン突っ込まれる‥

流れて来る音楽



馬鹿見たいに、こんなにドキドキしてるってるのに

この鈍感男が嫌になる


大概の経験は、してきた…


コイツに俺の事意識してくれって
言ってから俺は、オカシイ…

マジやばい



俺と涼二に繋がれた細い線…





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