
可愛いアイツ(^з^)-☆
第9章 Ⅸ 罰
俺の部屋に入りフローリングに二人して座る…
少しの沈黙の後
「やっぱり、楓の事好きなんだろ
俺…夏休み中涼二と一緒にいれて楽しかったよ…本当
実はさぁ!もう無理があったんだ
涼二好みには、可愛く出来そうもないし俺~
それにタチの方が良いし!
あんなに好きだった楓だろ♪良かったじゃん
……話終わっただろ、帰るな…」
『待てよ!一方的に話終わらせるなよ
俺が今好きなのはお前だよ!
楓じゃない』
立ち上がりかけた順の手首をギュッと掴む
「涼二、それだけで良いよ…
これから友達として接してよアリガト
…離して手、痛いよ涼二…」
痛いと言われとっさに、手の力を緩めてしまった
順が、強い力で手を振りほどくから
思わず離してしまった
