テキストサイズ

可愛いアイツ(^з^)-☆

第10章 Ⅹ 可愛いアイツ



何なんだこいつ


無意識にもっとブスッって膨れながら

目と口を閉めた


「可愛いなお前」



小さい声で言ったつもりなんだけど…

聞こえていますから…


スルー出来ないくらいの普通の声で言うなよ



「おし、目開けて良いぞ!ちょい終わった」


バサバサバサと頭に指が走る


切った髪が舞い落ち

自分でもうわっ格好いいって言うか
髪の流れが綺麗だなって思うくらい変わった自分にビックリした

ストーリーメニュー

TOPTOPへ