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君がいるから

第9章 どうする!?

「昨日のこと…ですか?」
「そ♪ここに帰って来てからのこと♪」

え?え?えー?

何も覚えていない…

何かしたのかな…

アナタは半分にやけた顔で聞いてくるから
きっと何かアナタを喜ばせるようなこと
言ったりしたんだろう…

まさか…
好きって言っちゃったのかな…

思いだそうとしても
全く記憶が無くて…

「んふふふ♪」

私の手を握ったまま「覚えてないのー?」
「もう一回言ってほしいのになー?」と
困らせてくる

「あの…相葉さん…私…」
「あ!!思い出した!?」

もうこれは…
私きっと「言っちゃった」んだ…
だからこんなうれしそうな顔になってるんだ…

「いえ…その…私…もしかして…相葉さんに…」
「うんうん?」
「その…」

恥ずかしいけど
言うしかない…

「好きって…言っちゃいました…か?」

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