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君がいるから

第10章 ごめーん…

キミが入れた映画は
ソングライターを目指している女の子が
色々頑張る話…

けどね…
ストーリーなんて今の俺の頭に
全く入ってこなくて…

おそるおそる肩にまわした手に
ちょっとだけ力を入れてみる

キミは緊張しているようで
俺までその緊張が伝わる

この薄暗い状態だと
さっきのキスよりもっともっと
ドキドキしてしまう…

キミがコツンと俺の肩に頭を乗せてきたから「チャンス♪」と思って
キミにキスしようと顔を覗きこんだら…

「グー…」

えー?今お腹鳴るかよ…///
俺…もう…ダメだー…///

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