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オタクのペット

第13章 開かずの間

「味も形も未完成な唐揚げ。おまえらしくて俺は気に入った」

未完成だとか言われたし。

自分の中では完璧なのに。

「永田ぁ、相変わらず、あんたのモノの言い方、胸が痛くなるわ」

私は見上げながら、永田の口唇を指先でなぞる。

普通に、美味しかっただけでいいのに。

悪い所があったら、悪いって言っていいんだよ?

私は、あんたの言う事ならば、きちんと素直に言う通りにするんだから。

「トシコ…風呂入ろっか」

永田の言葉に私は頷いた。

お風呂場に入って、シャワーの蛇口をひねったら、後ろから抱き締められて、肩にキスされながら吸われた。

「洗いっこしよ」

「うん…」

ボディーソープをお互い片手に救い上げ、向き合う。

永田は私の胸を揉むようにマッサージしながら洗う。

私も永田の広い胸を窓を拭くように大きく洗う。

「可愛いな、おまえのオッパイ」

「可愛いって…どういう意味だ…バカ…」

乳首をお互いに摘まみ合う。

すると、私が少しだけ感じたら、永田の下の相棒がピクピクと少しずつ大きく上を向いてくる。

「乳首固いよ?…どうしたの?…ん?…感じた?…」

「あんたこそ…アソコ立ってきたんじゃないの?…」

「じゃあ何とかしてよ?」

「何とかって?」

私はまた意地悪に聞き返すと、

「擦って?」

「こう?」

私はその上向きの硬い相棒をギュッと強く握って、上下にゆっくり動かした。

「…っん!…あぁっ…そう…そうやってしばらく擦ってよ…」

永田は腰を動かしながら、感じていた。

「もっと…先端の方っ…強く…擦って…」

私は言われるがまま、そうしていると、そのうちリズムにのりはじめる。

…シュコッ…シュコッ…シュコッ…

「あはぁぁっ!…キ…キモチッ!…んんんっ…出ちゃいそうだ…」

慌てて、私の手を止めさせる。

荒い息をしながら、今度は私の股先に指先を添えて、クニュクニュと突起物を押し潰すように擦られた。

「あぁうっ!…あぁん!…やだ…あん!…」

フラつきながらも、私はしっかりと永田の相棒を握りしめる。

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