オタクのペット
第16章 御主人様のために
お爺さんは最初から私を店の中で見た時から、永田には私なんだと勝手に決めていたそうだ。
私は覚えていなかったんだけど、お爺さんと永田でこの店に来た時があったらしくて。
お爺さんが買ったお水のケースを、永田が側に居るのにも関わらず、私がケースを抱えて運んだそうだ。
そんな事は私は当たり前だから、覚えている訳がない。
その時に永田はお爺さんに言ったそうだ。
「あの女、女らしくない…俺があの女の男だったら、絶対に俺色に調教してやんのに…」
お爺さんはそれから、この店に通うようになったそうだ。
一緒に働くおばさん達に色々と責められるような言われ方をしても、同じように言葉を返して受け入れている私を見て、永田の側に…と考えていたらしい。
結局、私はお爺さんの思惑通りにハマってしまったのだ。
しばらくして、
「ただいま…」
永田が帰宅する。
キャーッ!帰って来たーっ!
誕生日プレゼントはお金がないから、御揃いのブランドのキーホルダーって…中学生か!
後は私の身体で、好きなようにしてくれ。
「…えっ…何だ、この飯は…」
「ハッピーバースデー!…ヒューヒューッ!!」
100均で買ったクラッカーを引っこ抜きたいけど…構えたはいいけど…怖くて引っこ抜けない!
「何してんだ、おまえは…」
「あ、やっぱり怖いから自分でやって」
とクラッカーを渡す。
私は耳を塞いだ。
……パァーン!!……
「ハッピーバースデー永田!またまた老けますな」
「うるせーな、おまえも来月だろ?覚えとけよ」
クラッカーをすぐに片付けられる。
私は覚えていなかったんだけど、お爺さんと永田でこの店に来た時があったらしくて。
お爺さんが買ったお水のケースを、永田が側に居るのにも関わらず、私がケースを抱えて運んだそうだ。
そんな事は私は当たり前だから、覚えている訳がない。
その時に永田はお爺さんに言ったそうだ。
「あの女、女らしくない…俺があの女の男だったら、絶対に俺色に調教してやんのに…」
お爺さんはそれから、この店に通うようになったそうだ。
一緒に働くおばさん達に色々と責められるような言われ方をしても、同じように言葉を返して受け入れている私を見て、永田の側に…と考えていたらしい。
結局、私はお爺さんの思惑通りにハマってしまったのだ。
しばらくして、
「ただいま…」
永田が帰宅する。
キャーッ!帰って来たーっ!
誕生日プレゼントはお金がないから、御揃いのブランドのキーホルダーって…中学生か!
後は私の身体で、好きなようにしてくれ。
「…えっ…何だ、この飯は…」
「ハッピーバースデー!…ヒューヒューッ!!」
100均で買ったクラッカーを引っこ抜きたいけど…構えたはいいけど…怖くて引っこ抜けない!
「何してんだ、おまえは…」
「あ、やっぱり怖いから自分でやって」
とクラッカーを渡す。
私は耳を塞いだ。
……パァーン!!……
「ハッピーバースデー永田!またまた老けますな」
「うるせーな、おまえも来月だろ?覚えとけよ」
クラッカーをすぐに片付けられる。