オタクのペット
第17章 永田様の奥様
「永田、あんた凄いね」
「えっ?」
「意外と演技派ってやつ?…嘘つくのうまいねぇ~」
「別に演技でもないし、嘘は、俺はほとんど付かない」
あぁ、そうかい。
私は何度も永田を見上げながら、目が合う度にニヤニヤしていた。
「ちなみに、俺の親はあのオバサンよりも更に厳しいからな」
「ゲゲゲッ…鬼畜の親も、やっぱり鬼畜か…」
「こぉら、そんな言い方はダメだろ?」
あちゃ、怒られた。
「ごめんちゃーい」
「大丈夫だ。ちゃんと俺が守ってやるから、心配するなよ」
私は嬉しくて、永田の腕に巻き付いた。
「もぉ、もぉ~…大好きだよぉ~…」
本当に守ってくれるんだなぁって。
安心する。
私は永田のペット。
私は永田の宝物のペットなの。
きちんと出来た時は、激甘で誉めくれて。
ちゃんと出来なかった時は、すぐに叱ってくれる。
他には?
他にはどんなふうに、私を変えてくれるの?
自然に永田に溶け込んでいく私は、前よりも今よりも、どんどん自然に変わっていく…。
「なんだよ、さっきから…ったく、そんな目で見るなよ…しょうがねぇな…愛してるよ、トシコ…」
…チュッ…
私は永田に束縛される人生を歩むよ…。
バイバイ…今までの私…。
これからは、普通の女の子になるよ私…。
「えっ?」
「意外と演技派ってやつ?…嘘つくのうまいねぇ~」
「別に演技でもないし、嘘は、俺はほとんど付かない」
あぁ、そうかい。
私は何度も永田を見上げながら、目が合う度にニヤニヤしていた。
「ちなみに、俺の親はあのオバサンよりも更に厳しいからな」
「ゲゲゲッ…鬼畜の親も、やっぱり鬼畜か…」
「こぉら、そんな言い方はダメだろ?」
あちゃ、怒られた。
「ごめんちゃーい」
「大丈夫だ。ちゃんと俺が守ってやるから、心配するなよ」
私は嬉しくて、永田の腕に巻き付いた。
「もぉ、もぉ~…大好きだよぉ~…」
本当に守ってくれるんだなぁって。
安心する。
私は永田のペット。
私は永田の宝物のペットなの。
きちんと出来た時は、激甘で誉めくれて。
ちゃんと出来なかった時は、すぐに叱ってくれる。
他には?
他にはどんなふうに、私を変えてくれるの?
自然に永田に溶け込んでいく私は、前よりも今よりも、どんどん自然に変わっていく…。
「なんだよ、さっきから…ったく、そんな目で見るなよ…しょうがねぇな…愛してるよ、トシコ…」
…チュッ…
私は永田に束縛される人生を歩むよ…。
バイバイ…今までの私…。
これからは、普通の女の子になるよ私…。