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オタクのペット

第4章 おまえ次第

私を押し倒して、永田は私の頬に自分のアレを押し付ける。

「早く口でイカせろ!」

「口は時間掛かるから面倒臭いの!」

あ、本音出ちゃった。

「面倒臭いだと?」

永田は真剣にキレた目を私に向けた。

横たわる私に股がり、膝まずいて、無理矢理私の口の中にアレをブッ込む。

腰を振って私の口の中で激しく動かしはじめた。

モゴッ…モゴッ…モゴッ…

何これ、結局無理矢理じゃん。

しかももう、コイツ何もかも丸見えじゃんよ。

いいわけ?

恋人でもセフレでもない私に、ここまでさらけ出しちゃって。

「見上げろトシコ…」

息苦しさを感じながら、チラリと永田を見る。

また私は顎を掴まれて、永田は私に視線を合わせる。

…っ、何その表情っ…?

眉を寄せて、虚ろな目、半開きの口唇から息を漏らしながら、腰を振っている。

「…っつ…ふっ…うっ…くっ…」

もしかして、凄く感じてるの?

私はそんな表情を、素直に真っ直ぐ見つめてしまった。

私の顔で、まさかコイツも感じてるの?

「…トシコ…イクイクッ…うぅっ…!」

永田はそのまま私の口の中でイッてしまった。

精液が口の中で流れた。

ティッシュを探すと、

「吐き出すな、飲め」

「ふぅ!ふぅ!ふっ!(い!や!だ!)」

私がジタバタすると、永田は不意討ちで口唇にキスをした。

そして、

「トシコ可愛いかった」

へっ?

…ゴクリ…。

ゲゲゲッ…!!

まともな事を言うから思わず驚いて飲み込んでしまった。

ウゲッ…!!キモチわりぃ~!!

「嘘だ、バーカ」

鼻で笑って、満足そうに永田はパンツを履く。

くっ、悔しーーーっ!!

一瞬でも騙された私。

最悪だーーーっ!!

頭を抱えて、布団の中に頭を突っ込んだ。

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