ドリームSEXカフェ
第10章 各駅天国
高校は自宅から遠く…
通学に電車を使う…
駅を5つ…
通学、通勤の時間帯もあり…いつも…乗車率120%は有るであろう混雑…
苦しくなるくらい体が押し潰され…
身動きは取れない…
それでも…その電車に乗らないと学校に遅れてしまう…
今日も…苦しい…
後、一駅…
学校や…会社が多いこの駅を過ぎたら…心なしか余裕がでる…
《〇〇駅〜〇〇駅〜》
プシュー…
扉が開き…人が…出口に…流れていく…
私はホッとして…鞄を持ち替えた…
「ウッ…ウッ…」
「大丈夫?駅員さんに言おうか?」
「ウン…」
「許せない…降りたら、絶対!通報しよう!」
……△△△女子高校の制服…
一人が泣き…一人が怒りをあらわにしている声…
察するに…
痴漢にでもあったのだろう…
私は…耳だけ…会話に集中させ…
目的地に着くまで…会話を…聞いた
……泣き過ぎ……聞きたい情報をまったく話さない…
ま…電車の中じゃ…むりもないか…