ドリームSEXカフェ
第17章 ルージュの唇
駅を出ると…
沢山のビルが俺の前にそびえ立つ…
夏が近い…
熱いアスファルトの地面は地味に人間の体にダメージを与える
「今日も…暑い…」
駅のホームから高く上がった太陽を手をかざして見る…
太陽をみるつもりだったが…空と遮るようにビルが視界に飛び込む…
雑誌の編集部に配属になって…三年…
ファッション雑誌の編集は女の世界で…男の俺は、荷物運びや裏方が多かった…
しかし…三年もいれば、コーナーも任される事が出てきた
でも、編集部的にはまだまだ素人だし、人脈もない…
そんな俺に…
今をトキメク人気モデルから、指名を受けた…
張り切って、
企画を出したが…
ダメだしばかりで先に進まない…