ドリームSEXカフェ
第20章 ロミオとジュリエット…
『相馬…澪さん?』
樹里は、澪に話し掛けた。
パーティーで何度か顔を合わせていた二人…
「ああ…樹里さん、」
二人はお互いの縁談や結婚に祝福しあった…
『澪さん、よろしかったら別の部屋でゆっくりお話しませんか?』
樹里は澪とゆっくり話をしたいと提案した。
「いいですね、僕も君と話をしたかったんだよ…」
二人はホテルの別の部屋に入り…二人っきりになった
ホテルの部屋で二人はルームサービスのシャンパンとフルーツを食べた…
『…澪さんの縁談は…
相馬グループをさらに大きく強くするんですよね…』
樹里は…澪の縁談を…
良く思わなかった…
これ以上…相馬グループに父親の会社を邪魔させたくなかった…
縁談さえなくなれば…
「そう言う、樹里さんも…ずいぶん身を削りますね…政略結婚バレバレじゃないですか…」
澪も…樹里の結婚は兄の会社を脅かすと考えていた…
そう…
お互いがお互いの縁談を不快に思っていた…
『貴方が結婚しなければ、パパの会社はもっと大きく立派になる!!!』
樹里は…
かばんに入っていた新薬を、シャンパンに混ぜ
澪に飲ませた…