ドリームSEXカフェ
第21章 子犬を探して
ダメだ…イライラする…
『…?これ』
さっき部下が置いた書類を見ると…
今日中に他の部署に回さないといけない書類!
『え?今更?』
目を通すと…一ヶ月も前から彼の手元で放置されていたらしい…
添付しなければならない書類とデータはついてない…
見て…回しただけ…
呆れた…
私は、期限を三日待ってもらえるように連絡をした…
案の定…鬼の首でも取ったかのような厭味の嵐に…
デスクの下の足は貧乏揺すりを繰り返す…
イライラが…
しまいには…
結婚しないのか、男はいないのか、デートにいけと…
仕事とは別の厭味を言いだした…
私は、貧乏揺すりの他に…指の爪まで噛んでいた…
ネチネチと…言いたい放題いい…やっと電話を切った…
しまいには…期限は、2日と…一日減らされた…
私は受話器を叩き付けるように置くと…
鞄を掴み…退社した!