ドリームSEXカフェ
第24章 ストーカーの標的
バタン――――!!!
『!!!………いらっしゃいませ』
カウンターのオーナーらしき女性はビックリしながら声をかけてきた
『ハァ…ハァ…お水を…』
『…はい』
カウンターに水のは入ったグラスをコトンと置いてくれた…
『どうか…されましたか?』
私はカウンターに座り…
グラスを掴もうとした
が、手が振るえ上手にもてない
『う…っ…』
涙が頬を伝い…カウンターに落ちた…
『怖い…………悔しい…』
『貴方は…確認すべきです。』
オーナーが振るえ私の手をそっと押さえてくれた。
『…確認?』
『えぇ…あの扉が見えますか?』
言われるがままその方を見ると…大きな綺麗な扉があった
『あの、扉の向こうは…
通常なら…お客様の願望が体感できる世界なのですが…貴方の強い願いを…叶えてくれるみたいです』
『うっ…うっ…』
私は、オーナーに手を引かれ…
扉の前に立った…
ギギギィ…
『……夢をリアルに…
リアルを体に………』
私は…扉の奥に吸い込まれるように…足を進めた…
バタン――――――――…