ドリームSEXカフェ
第25章 カフェを探す人
『谷藤先生さよ〜なら〜』
「はい、さようなら」
『先生〜また明日〜』
「はい、また明日」
子供達の声に笑いながら手を振る
保育士になって10年…
子供好きって訳ではなかった…
保育士の資格を取ったから…ってただそれだけの理由
こんなに長く続けられる職業だとは思わなかった
入園、卒園を見届けると…
園児と共に成長してきたのかもしれない…
『谷藤(タニフジ)先生は今日は残業ですか?』
同僚の先生達は生徒を帰したら、デスクワークを経て帰宅準備をしていた
「お誕生会の準備を始めないと、間に合わないと思って…もう少しやって行きます。」
お先〜っと皆部屋を出ていった
「はぁ」
少しため息をつき、作業にとりかかる