ドリームSEXカフェ
第28章 天使の赤い羽根
――――――――――…
『お客様…コーヒーどうぞ』
ゆっくり目を開けると…
カフェのカウンターに座っていた…
目の前には煎れたての…
ブラックコーヒー…
『あの…カフェラテを頼んだんですが…』
オーナーは微笑みながら
『ホントはブラックがお好きなのでしょ?
無理してはいけませんよ。』
と優しく語りかけた。
カップの中のブラックコーヒーを見ていると…竜乃介を思い出してしまった
『私は…いつ…自分を取り戻せるのかな…』
『少しずつ…自分の色を塗ればいいのでは?
幸い貴方の作られた色は…白なのですから…』
私は…竜乃介を考えながらコーヒーを飲んだ…