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こころのパズル

第8章 過去

たまみちゃんのカラダは、もうボロボロだった。

立ったり座ったりする動きが遅かったり

時々顔をしかめたりして… 殴られたあとに触れて痛かったんだと思う。



手首じゃなくて
腕の上のほうにある傷もみつけた。


怖かった。
死んじゃうんじゃないかって。

でも…



それよりも怖かったのが

隼人が、私から離れてしまうって事だった…。


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