無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

くちゅ、くちゅ


「ん、あ…澤田くん…澤田くん…」


駄目、
こんなことしちゃいけないのに。
優しくしてくれた澤田くんに失礼だよ…
久城くんに見つかったらなんて言われるか…


「んぁっ、止まらない、よ」


それでも擦り付ける腰は止まらなかった。
ジャージをぎゅっと抱きしめてただ夢中に体を動かす。
水で湿ったブルマは動くたびにいやらしい音を教室に響かせる。

(男子に、私の乳首見られちゃった…色や形全部…今日のおかずになるのかな、)


だったら、布越しじゃなくて、直接見て欲しい…

Tシャツを捲ろうと手を掛ける。
それと同時に聞こえたのはガタンという音。

久城くんだ そう察知してすぐに動きを止めるが、音のした方はドアからではなく教壇の裏からだった。


「…だれかいるの？」

数秒間の静寂。
教壇の裏から姿を表したのは、久城くんでも、澤田くんでもなくクラスメイトの小崎くんだった

久城くんだったほうがらまだよかった
だって、クラスメイトにオナニーを見られたのだから。
しかも、澤田くんの机で…


「ご、ごめん…別に盗み見るつもりじゃ…」

「見てた、んだ…」

気まずそうに頭を掻いて私から目を逸らす小崎くん。
そんな態度にわたしも恥ずかしくなって乱れた服を咄嗟に直した。


「だ、大丈夫！誰にも言わないから！」


顔を真っ赤にさせてそう言ってくれる小崎くん。
小崎くんは、今まであまり話したことのないけど確かいつも一人でいてクラスの不良っぽい男子たちにからかわれているのを何度か見た。

女の子みたいに背が小さくて男子っていうよりも男の子っていう感じの人だ。

未だに「僕、友達もいないし言う人なんていないしさ」と私を安心させようとしている彼に他の人に言うかもという疑いは消えていた。

だけど私から消えないのはこの興奮した気持ち。
乳首が透け透けになった今の私の姿を小嶋くんは見ないように、だけどチラチラとこっちを意識している姿に私の興奮の気持ちは高まるばかりだった。