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「ヤダヤダ！！本当ごめん、本当無理！！」



俺と亮ちゃんは、布団の取り合いを大音量でやっている。

と…


バタン！！



と、ドアの閉まる音。



ドタドタドタ…



と、階段を駆け登る音に、俺は布団から顔を出し、布団を掴み引っ張る亮ちゃんと目を合わせた。



「「ヤバイ！！」」



多分、兄貴。
でももし…親だったら？！

現行犯で強制カミングアウト？！