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変愛(へんあい)?!

第7章 第二部:約束事

「おおお…お兄様?!」



ガン切れの兄貴は久しぶり過ぎて、亮ちゃんと俺はシングルベッドから身を起こし、掛け布団を持ってピッタリとくっついている状態。



「お前ら…いい度胸だな、いちゃつきやがって!!」



ビビってた俺たちは手に力が入っていなかったのか、簡単に布団をめくり剥がされた。

亮ちゃんに抱きついた俺は、ビビりながら兄貴に投げかける。



「な、何?!」


「このホモやろう!!」



亮ちゃんの髪を鷲掴んで引っ張ると亮ちゃんは、言葉にならない奇声を発した。

ホモ野郎って…そうかもしれないけど、兄貴公認だろ?!
今更何なの!!

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