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変愛(へんあい)?!

第8章 第二部:策士

本当は、兄貴とユキ姉ちゃんの展開を盗み聞きしたかったけど、亮ちゃんが『悪趣味』と言うので、仕方なく亮ちゃんの部屋に退散した。



「うまく行くかな?」



と、笑って振り向く俺に亮ちゃんってば野獣で…ガブっと首に噛み付いてきた。



「それよりも…俺らの事を考えて?」



強引すぎるほど強引に、Tシャツの中に手を突っ込まれて、腹を撫で回されると…危機感を感じた。


…俺の貞操危うし?!



「ちょっと…亮ちゃん?!落ち着いて?!」



逃げるにも…亮ちゃんに押されながら進む先はベッドで、踏ん張ったところで、体格の差=力の差?!



オレはベッドに両手を付いてしまった。

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