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変愛(へんあい)?!

第1章 第一部:興味本位

「はぁはぁ…すーっ…はぁー。」



「り…亮ちゃん?!」


亮ちゃんは俺と違って、大股開いて座ってるから、苦しく無いはずなのに…
息苦しそうに、深く息を吸い込んでは吐いていた。

心配になって振り向くと、俺の唇が亮ちゃんのおでこに当たった。


ただそれだけなのに、何か変な空気。



「タイちゃん…。」


「何?」


「いい匂いがする。」

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