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変愛(へんあい)?!

第1章 第一部:興味本位

昔っから、俺を遊び道具にして楽しんでいるヘンタイ兄貴なのだ。



「定規を貸して?」
そう言った時は、「ケツだせ」と言われ、思いっきり叩かれた。
手形くっきりで、数時間痛くて座れなかった。
一応、貸してくれるんだけど。



「勉強を見て。」
母が頼むと俺を部屋にいれて、フルチンで立たせて、半べその俺を笑いながら教えたり…
一応、教えてはくれるんだけど。



そんなこんなで、挙げるとキリが無いくらい、変態兄貴で…
出来るだけ関わりたく無いのだ。


が、俺たちは勇者!!
お宝の埋れた場所に行かない訳にはいかないお年頃なのだ。

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