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変愛(へんあい)?!

第1章 第一部:興味本位

そうだよな。
でも、せめて…楽な態勢に…。



「長い時間、立ってられないよ!!」


「…だな?」



そう言ってさっさと座り込む亮ちゃん。
…おいおい。
俺はどうするんだよ!!

元々ない足場が亮ちゃんで占領され、その隙間につま先立ちでプルプルする。



「亮ちゃん、ずるい!!」


「仕方ないじゃん。一人分のスペースしか無いんだから!!」



だからって、俺は立ったまま?!
絶対バレるから!!

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