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ふわり。

第20章 この声がかれるくらいに


この声がかれるくらいに

私はあなたに何を言えばよかったのだろう


好きっていう好意?

嫌いっていう醜さ?

ごめんなさいっていう謝罪?

会いに来ないでっていう拒絶?

嫌だっていう矛盾?


想いはたくさんあるけれど

涙を流しながら吐き出した偽りの想いもたくさんあるけれど

本当に伝えるべきことはやっぱりひとつだね


本当の思いをかれるほどの声であなたに…


大好きです

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