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私のオネエちゃん

第15章 結末



真子「んんっ…!?」

恭平「すーすー」

真子「お兄ちゃん…ずっとついててくれ
たんだ…」

父「真子、起きてたか、具合は?」

真子「うん、もう大丈夫」



目を覚ますと
時刻はもう夜の8時
父が仕事から帰って来ていた
しかし
恭平は帰る事なく眠りながらも、ずっと
真子の手を握り続けて
くれていた



恭平「…んっ」

真子「お兄ちゃん?」

恭平「んんっ、真子…熱は?」

真子「もう大丈夫だよ、ありがとう」

恭平「…良かった」

父「恭平」

恭平「あっ!?すいません、お邪魔して
ます」

父「話がある、真子も来なさい」

恭平「はい」

真子「…何だろう」



パジャマを着替えを
父が待つ居間へ向かった真子と恭平
家に入った事へのお叱りか
はたまた
離婚したとはいえ
二人の付き合いに反対しているのか
一体、何を言われるのかとドキドキして
いると…



父「恭平」

恭平「はい」

父「お前に頼みたい事がある」

恭平「頼み、ですか?」

真子「…」


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