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嘘х恋

第8章 僕の気持ちは…。

「あっ!!いた!あの人!!」

『…ん?』

とろんとした目を凝らして、園田の指差す方を見つめる。

………確かに。
似てるかも…?


「ねっ?そっくりさん!」

にへ~って笑う園田に目を向けた時




風に乗って香ってきた


あの人の匂い。


匂いの主は、まっすぐに

僕のそっくりさんのいる方にむかう。


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