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嘘х恋

第5章 バイバイ。ミケ… 。


「いつまでそーやってんのさ葵ちゃん。」



突然ふって来た声に顔をしかめる。


今の時間は講義があって、この中庭には誰もいなかった。はずなんだが…。

『岳人…。なにやってんの』

「んぁ?ご傷心の葵ちゃんを慰めに?」

ただのサボりか。

『そらどーも。』


「冷たいっ!この冷血男!」

『うっせ。』


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