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第2章 ブラウン


途轍もない快感が颯を襲う
さすが同性だけあって感じるところは手に取るようにわかる
弱いところばかり攻められ颯は早くも絶頂を迎えそうになる


「あっあぁっあっ先輩!先輩のお口でイっちゃっあぁー」


イく寸前に動きを止めた


「あれ?なん…で?」


イけなかった颯は陽介を悲しそうに見つめる



「ごめん…」


「え…」



陽介はふと我にかえり颯にあやまった
やっぱりいざイくとなると罪悪感が


「男同士でこんなこと変だよなwネタだよネタ!」


眉を困らせながら笑い言う
それが颯には本心じゃないように思え


「よかったー最後までしなくて!!ごめんな!調子乗り過ぎた今日のは忘れてくれ」


そりゃイキナリあんなことされたら抵抗するけどさ…
先輩…ネタであそこまで、するような人じゃないでしょ?


「嫌です」

颯はさらに声を張り上げる


「嫌です!!!」

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