
お味噌スープside STORY
第1章 両親
目を覚ますと病院のベッドに私はいた
『目が覚めたか?大丈夫か?』
そう話すのは私の父方の叔父さんだった
桃子『おじさん!わたし・・・』
叔父『事故が起きたんだ、居眠り運転のトラックがお父さんの運転する車と正面衝突してね・・・ももちゃんは意識を失ってたんだ、半日ぐらい寝てたよ』
桃子『そうなんですか…あっ!お父さんとお母さんはどこですか?』
叔父『・・・』
桃子『叔父さん・・・?』
叔父『お父さんとお母さんは残念だけど亡くなったよ』
桃子『うそっ、そんな・・・』
現実が受け止められなかった
私は涙が枯れるまでなき続けた…
