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ワラエルハナシ

第33章 33



本気で信じたハナシ






幼いころ 食べた後すぐに寝転がると牛になるとよく言われていた。





私の母の実家には、農耕用の牛が一匹。









母の里帰りについていくたびにこの牛は誰なんだろうと思い















「おまえは誰だ」










と必死で牛に話しかけていた。


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