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大人の恋は、慎重に。

第8章 Ⅷ


今日もまだ誰も起きてない。

冷蔵庫の中からレッドブルーを取り出して…

ゴキュ、ゴキュ…

『ぷはぁ。これでよし。』



「気合い入ってんね。」


『わあっ!!』


「毎回リアクションありがと。」

『ゆ、ゆきくん、はやいね…』

「いつもはやいけど、誰かさんがあからさまに避けてっからね。家でるの待ってから、部屋から出るようにしてただけ。」

『う…。

でも、なんでこんな早いの?』

「んー気分? 」

『…気分。ね…』

「つーか、

なんか顔赤い?」

『へ…』



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