テキストサイズ

大人の恋は、慎重に。

第11章 ⅩⅠ


それから
しばらく歩いて…


たどり着いたのは、いつかの公園。


『ここ…』

「ん?」

『……弟が…
小さい頃、よく来てた。』

あいまいだった記憶が
はっきりと蘇ってくる。


「そーなんだ(笑)
夏帆はずっと地元だもんなー。」

『…うん。』

「俺、営業の合間とかによくここ来るんだ。」


『サボり。』

「休憩だ。」







懐かしいな…


゛夏帆ちゃん!大好き!゛


゛ありがとう!私も大好きだよ!ゆきちゃん…゛





「夏帆?」



『え、、』

「思い出に浸りすぎ(笑)」




ストーリーメニュー

TOPTOPへ