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大人の恋は、慎重に。

第12章 ⅩⅡ


ぽつりぽつりと
まばらになったオフィス。

『集中しなきゃな…』


「ほれ。」


デスクに置かれた、微糖の缶コーヒー

『田村… 』


「なんかあった?

って…昨日の今日だしな〃

俺、なんかした?(笑)」

『や、ちがうの…

えっと………』

うつむいてしまう私の頭を

ふわふわ撫でてくれる。

「言いたくなかったらいいから。 でも、
なんかあったらちゃんと頼れな?」


『…………うん。』


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