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大人の恋は、慎重に。

第14章 Ⅹ-Ⅳ


『おはよ。眠れた?』

「…タバコ、」

『あ、ごめん、苦手だった?』

慌てて消そうとすると


「俺も、ちょーだい」


そう言って、

私のマルボロを
一本取り出し火をつける。


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