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大人の恋は、慎重に。

第14章 Ⅹ-Ⅳ


『そろそろ帰るね。』

「ん」

『ゆきくんは?今日どーするの?』

「部屋も片付いたし、こっちで寝よっかな。」

『じゃあ、もうウチには帰ってこないの?』

「んー。荷物全部運んだしな…
おばさんとおじさんに挨拶しにいくくらい?」

『そっか。』

「……………


寂しい?」



『………まぁ、

それなりに?』




だって。


少しの間でも、一緒に住んでたんだし…

寂しくない。って言ったらウソになる。



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